ダンボールアートワークショップのようす
- 活動報告
- | 2017年09月25日
8月31日(木)、お寺でワークショップを開催しました。
講師は越谷在住でダンボールアートの造形作家として活躍されている玉田多紀さんです。
この日は朝まで雨が降っていましたが、直前に雨も上がり、8月とは思えないひんやりとした空気です。
この気候なら、造形作業に集中できそうです。
受付には玉田先生の作品の生き物のひとりがスタンバイしてくれました。
作品展示
ワークショップに併せて本堂では玉田先生の作品が展示されました。
普段の本堂とは違い、なんとも不思議な雰囲気の空間が出来上がりました。
生き物たちは会議でもしているのでしょうか、はたまた説法を聞いているような…。
全てダンボールで作られたリアルな作品は自由に触ることができます。
作品に触れながら、自分はどんなものを作ろうか、思いを巡らせます。
ワークショップ
参加者が揃ったところで、ワークショップ開始です!
まずは、自己紹介と作りたいものを発表しました。
次に、先生からダンボールの特性と道具の使い方に説明がありました。
ダンボールと水、ボンドだけで作る造形…いったいどんな作品が仕上がるでしょうか。
まずは、柔らかくしたダンボールで骨組みを作っていきます。
実物や写真、事前に書いた設計図をよく見て組み立てます。
先生はここで、ダンボールを柔らかくする秘伝の方法を教えてくれました。(なるほど~)。
骨組みが出来上がったところで、本堂の外に移動。
水に濡らして、作品の皮となる素材を剥がしていきます。
皮の素材を骨組みに貼っていき、完成までラストスパートです!
最期に、全体発表をし、お友達の作品の良いところ、工夫したところを共有しました。
ぜひお家でもまた作ってみてくださいね。
玉田先生、ありがとうございました。
玉田多紀 Tamada Taki
ダンボールの強度と柔軟性を生かした独自の技法による立体を制作
古紙ダンボールを生命の形に蘇らせることで新たな再生をテーマに取り組んでいる
国内外での展覧会やワークショップを開催中
2007年度 トーキョーワンダーウォール公募入選
2010年度 YOKOHAMA創造界隈ZAIMコンペ受賞
2010年度 田谷区芸術アワード“飛翔”生活デザイン部門受賞
2016年 文化庁芸術家派遣事業 おかざき世界こども美術博物館作品収蔵