報恩講のようす
- 活動報告
- | 2018年11月08日
10月28日(日)に報恩講のお勤めがありました。
前日まで雨だったのですが、この日は朝から見事に秋晴れとなり報恩講日和となりました。
内陣のようす(阿弥陀如来像)
内陣のようす(親鸞聖人御木像)
12時からのお斎のお接待では、精進料理のふるまいがありました。
毎年、坊守が工夫してメニューを考えています。
お米は地域の農家の方が作ったもので、だしは野菜だしを使っています。
その後、報恩講法要のお勤めがあり、引き続きご法話の時間です。
ご講師は、千葉県中原寺 前住職 平野俊興師よりご法話いただきました。
ご法話では、ご聴聞するときの心得として、「自分に引き当てること」「我が身のこととして深く考えること」についてお話がありました。
いくらお寺で有り難いお話を聞いても、そういう話があるんだな〜という聞き方では、あくまで知識としての受け取り方であり、必要なのはわがことに当てはめてお話を聴くということです。
お経の内容も親鸞聖人が残されたお言葉もすべて他人ごとではなく、それが”いまの私”にとってどう関係してくるのかを深く考えてご聴聞する大切さをお話しくださいました。
皆さま、本日は本当にありがとうございました。