第37回 清浄寺文化講演会
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- | 2018年06月05日
6月3日(日)14時より第37回 清浄寺文化講演会が開催され、書家の山崎秀鷗氏より『書を通して私が伝えていきたいこと』というテーマでご講演いただきました。
講演では、山崎先生の生い立ち、書道との出会い、これまで携われたデザイン書作品の制作エピソードについてユーモアをまじえてお話いただきました。
文字がうまく見えるコツと書き順がいかに計算されているかという話題では、思わず「なるほど」とうなづいてしまうお話を伺いました。メールなどのコミュニケーションが盛んになりつつある昨今、相手のことを想いながら、紙とペンに向き合って静かに手紙などをしたためる時間が私たちには必要なのかもしれない、そう感じる講演会でした。
会場には、先生の作品の実物も掲示され、間近で書を楽しむことができます。
また、お寺にも先生の作品がありますので、講演会前後に皆さん鑑賞していらっしゃいました。
(玄関に掲示『本願力』)
(本堂に掲示『至心信楽欲生我國』)
講演後には先生の書が印刷されている名刺を参加者ひとりずつにお渡ししながら、交流を楽しむ時間となりました。
山崎秀鷗先生、ありがとうございました。